学校案内

理事長あいさつ

学校法人佐世保実業学園理事長 後藤 三世子

本校は、「真面目な近代産業人を志す者のために、経済社会の進展に即応した商業実務と工業教育による専門知識と技能を養成し、産業人としての豊かな人格と不屈の勤労精神を養い、経済界の要望に応じ得る誠実で健全な思想を持つ青年の育成」を建学の精神として昭和41年創立者 田中 嵩氏により日野の地に開校した学校です。

創立当初は商業科のみのスタートでしたが、次代のニーズに対応し機械科さらには自動車工学科を設置し多くの知識と技術を修得できるようになりました。

平成19年には「普通科」(単位制システム)を設置して時代の要請や生徒たちの多様なニーズに対応できる体制を整え、さらに平成22年にNHK学園(通信制)と連携して学べる全通併修教育制度を導入したことにより更なる教育の多様化の対応することができるようになりました。

令和4年度からはグローバルな人材育成のために「STEAM教育」を導入し論理的思考ができ、かつAIの技能・英語力・中国語力の向上を目指し、更には海外大学への進学サポートなど、世界と勝負できる「人間形成の教育」、「実践学習による実力人要請の教育」「勤労と奉仕を愛する職業人要請の教育」を実践いたします。

本校では、これからの高等学校の在り方を明確に捉え、未来を担う青少年の育成に向けて、時代の要求に相応しいSTEAM教育に取り組んでまいりたいと思います。また、私立学校にしかできないユニークな取り組みで、世界で活躍できる人材を育てる学校教育を推進してまいります。

校長あいさつ

佐世保実業高等学校校長 中村 浩

本校では令和4年度から全国の高校でも初めてと言っていい、本格的なプログラミング学習を中心としたスティーム教育を始めます。そのために日本より遥かに進んでいるIT先進国、台湾の大学から授業支援を受けられる体制を整えました。環境設備についても他校に類を見ない有線・無線のWiFi環境を学校敷地内の隅々まで整えました。皆さんが授業で使用するパソコンについても、プログラミングの授業を楽しく受けられるようにハイスペックなものを安価で提供できるように努力しました。本校の学びの選択肢は益々充実し、誇れるものとなりました。これに皆さんの真剣な学びが加われば 皆さんの将来は無限の可能性に満ちたものになります。真剣な学びで目標を突破し、夢へのスタートをきってください。

加えて、楽しい高校生活を送るために「人の気持ちを思いやる心」を持って生活してほしいと思います。人は誰しも1人では生きていけません。互いに共同体の中での存在です。配慮し合わなければなりません。人の痛みや悲しみ、苦しみを理解し差別やいじめを許さない大人へと成長していってほしいと思います。まずは、学校生活の中で、よりよい人間関係づくりをしてください。ドイツの詩人シラーの言葉に「友情は喜びを倍にし、悲しみを半分にする」とあります。一つの目標に向って切磋琢磨しあえる一生の宝物となるような素晴らしい友人関係を構築してください。

そして、いつしか社会人となった時に、あの佐世保実業で過ごした日々があるから、今の私があるのだと胸を張って言えるような高校時代にしていきましょう。

最後に、保護者様にお願いがございます。この高校3年間、子どもたちは心身ともに、これまでとは比較にならないスピードで成長していきます。私たち教職員は、一丸となって、子どもたちの成長を育み、支援していく所存ですが、ご家庭との連携が必要不可欠となってまいります。どうぞ今後は、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。